人生の曲がり角

新宿生まれ新宿育ち、ノリで沖縄移住。フリーライター。

人生に影響を受けた本その1

私は本を読むのが大好きなので、我が家にテレビはなく基本的には仕事以外は本を読んで過ごしています。

 

その中で特に影響を受けた3冊があって、1冊ずつ皆さんに紹介しようかなと思います。

 

今日はパウロ・コエーリョの【アルケミスト】のお話を。

 

 

羊飼いの少年が王様に出会い、人生の伴侶である羊を手放す代わりに、長いこと夢見ていた旅に出るお話です。

すごく有名な本だから、知っている人も多いんじゃないかな?

 

私は迷いがあるときや怖くて先へ進めないときに、この本を読みます。

 

ただ普通に読んだら、ただ普通の小説。

 

私がいつもこの本から感じるのは「そこにないものはどこにもない」ことで、それを知る素晴らしさとそれを知った上で尚、どこかにあると信じる気持ちが無駄でないことを教えてもらっています。

 

私は小さい頃から、何でもやってみないと気が済まない性格でした。

それは「危ないよ、怪我するよ、お母さん知らないからね!」と言われれば言われるほど、好奇心が湧いてしまう天邪鬼な性格です。

 

それで実際に怪我をしたり、危ない目に遭っても私は大満足で後悔はしません。

 

「やらなきゃ何も分からなかった。やったからこそ、痛みも怖さも知れた。」

 

死に掛けようが、何だろうが、後に残るのはこの想いだけで晴れ晴れとした気持ちになります。

 

「よく有名アパレル企業からキャバクラに転職したよね」とか「東京でホームレスってどういう神経なの?」って聞かれます。

 

興味があっただけです。誰に何を言われても、何を思われても、やらずに悔やむことは自分が許さない。

 

その意味を文字にしてくれたのが、アルケミストでした。

 

とにかくどこでもフラっと出歩く私ですが、旅に意味なんてありません。

沖縄にあるものは東京にないし、東京にあるものは沖縄にない。

でもそれは裏返せば、どちらにもあるってこと。

それを知っていても尚その先を見たいと思うのなら、そこに初めて意味が生まれる。

 

何かを受け入れた上で、何かを認めた上で、批判的ではなく肯定的な行動を取るのは簡単ではありませんが、そうすることにこそ、旅の意味があると思っています。

 

沖縄県に来たこともなければ、宜野湾市がどこにあるのかすら知りませんでした。

 

それはどこへ行っても同じ。

 

歌舞伎町という街すら知らなかったから、歌舞伎町で初めて声を掛けて道案内をしてもらった人は、有名なヤクザでした。

(は?お前知ってるの?なんで?!と後に言われて気付くものの、私からすればただの良いおじさん。笑)

 

知らないからできることもあるし、行ける場所もある。

知らないとか知るとか、その経験がどれだけ大切かをアルケミストに教えてもらいました。

 

パウロ・コエーリョは全文英語ではありますが、Twitterをやっています。

その言葉が時々刺さって、私の大好きな岡本太郎に似ていたりします。

 

ボロボロになるまで読んで、現在3冊目。

興味があったらぜひ読んでみてください。