人生の曲がり角

私、沖縄県民を卒業します。

沖縄に移住して1年と半年、ついに沖縄を出る日がやってきました。

私は’’沖縄に移住する’’とは言いましたが、’’沖縄に永住する’’とは言っていません。

 

沖縄移住を思い悩んでいる方にも、フリーランスの多拠点生活についても、私の1年半の経験がお役に立てばと思います。

 

沖縄に移住したのも、東京に帰るのも、ただ飽きたから。

 

いつでも理由は同じです。

新しいものを見て、見たら飽きがきて、また新しいものを探すために行動する。

そのために日々呼吸しているので、沖縄県民を卒業しようと決めたのもこれが理由でした。

 

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そもそも沖縄に移住したのは’’東京に飽きたから’’です。

それ以外に大した理由なんて1つもなくて、新しい場所・新しい人・新しい匂い・新しい景色を見るためだけに沖縄に来ました。

 

そしてまた同じ理由で、沖縄県民を卒業し、東京都民に戻ります。

 

「新しいものを見たいなら、東京に戻ることないんじゃない?」と言われたのですが、久しぶりに帰った東京で、まだまだ見ていないものがあるような気がしてしまったのです。

 

私がなにか行動を起こすときは、基本的にすべて’’直感’’です。

 

やっぱり人間も動物なので、最初に感じることには本能的な感覚があります。

その感覚に対して現実問題をあれこれと付けて、可能を不可能にしていくわけです。

 

でも私はフリーランスですし、独身ですし、幸いなことに親も健康で、不可能にする理由がほとんどありません。

 

なので、したい・やりたい・見たい・行きたい・食べたい・飲みたいという感覚を大切にして選択を決めているだけなのです。

 

飽きるという感情は、決して悪いものではないです。

新しいものを見たいという欲を殺すほど、飽きはいけないものなのか?と自分に問うたら、「いいじゃん、東京戻ろうぜ」ってことになったのです。

 

実は、東京のその先のために、沖縄県民を卒業することに。

 

実はあれこれ言っていますが、もしかしたらアメリカに移住するかもしれないのです。

まだ先のことなので確定ではありませんが、そのチャンスを逃さないために急遽東京に戻ることを決めました。

 

沖縄に移住する前、本当はインドネシアに移住する予定でした。

色々と手続きの不手際があったりと難航してしまい、沖縄に行くことになったのです。

 

元々バックパッカー思考の強い私は海外出張の多かった父の影響もあり、一生日本で暮らすつもりはありませんでした。

海外移住の機会を狙っては失敗し、少しずつ目標に近付いたところでいきなりチャンスが降ってきたのです。

 

これがまた、アメリカ本土には旅行すら行ったことがないんですね。笑

まあでも沖縄も旅行すらしたことがないまま移住しましたし、周りに言われるほど高い壁には感じていません。

 

英語が全くできないのだけはちょっとまずいかな〜〜と思いますが、気になるのはそのくらいです。

 

フリーランスに勧めたい、多拠点生活の良さ。

  

1年半前、沖縄に移住すると言ったとき、ほとんどの人が’’永住’’だと思っていました。

でも私がどこかに永住することは、絶対に有り得ません。

 

引っ越しが生きがいのような私にとって沖縄に1年半も居たのは奇跡で、よほど居心地がよかったんだろうなと感じています。

 

ライターやデザイナー、画家や、陶芸家、何にせよ’’モノづくり’’を生業とする職人は、生き方がモノに現れると私は考えています。

 

狭い箱の中で暮らしている人に、広い世界が描けるとは思いませんし、1つのことだけを見続けてきた人間が、10のことに対応するのは容易ではありません。

 

頭の中の世界をいかに広げて掘り下げられるか、職人にはこの思考が求められますが、いけすの中の魚が広大な海を知らないのと同じように、狭い世界にいては不可能になってしまうこともたくさんあるのです。

 

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沖縄と東京の多拠点生活で、1番悩んだのは飛行機だけでした。

電車のように乗りたいときに乗れず、定期もないのでシーズンによって値段はまちまち。

行きたい!乗ろう!ができないのは予定を立てるのが苦手な私にとって、本当に苦しいものでした。

 

飛行機以外のお金や家、仕事で悩むことはなかったです。

クライアントとの打ち合わせで動き回ることは振り回されているようで嫌でしたが、必要とされること自体が恵まれているんだと、ホームレス時代の私が思い出させてくれました。

 

東京は駅構内を人が走り、ぶつかっても謝りもせず、物と雑音で溢れ、時間とお金に追われて生きているのがよく分かります。

沖縄は時間も人ものんびりしていていますが、腹が立つほどやる気がなく、だらしなさが見られるものの、良い意味で人が人らしく暮らしていける場所です。

 

両極端にも思える東京と沖縄を行き来することは、私に黒と白の良さを教えてくれました。

忙しなく生きることの面白さと、だらしなく手を抜くことの大切さ。

その両方を自由に行き来できたことで、私らしさを更に色濃くしてもらうことができたのです。

 

迷ってるなら、沖縄に移住した方がいい。

 

「夢は見るな」

それが沖縄移住を考えている方への、アドバイスです。

 

時間も人も、確かにのんびりしています。

自然も多く景色も豊かで、1年中暖かく、暮らしやすい場所ではあります。

 

ただ、のんびりしているということはだらしがないことにもなります。

沖縄は基本的に「言ってることとやってることが違う場所」です。

笑って済まそうとする人も多いので、こちらが真剣になればなるほど腹も立ってきます。

 

東京や大阪などの都会で生活してきた人間の守るべきマナーや常識が、沖縄では通用しなくて当たり前なのです。

 

それでもなぜ沖縄移住する人が多いかというと、豊かな自然と、その適当さが本来の人間に必要なものだからではと思います。

 

久しぶりに東京に帰ると駅構内で走り、人にぶつかっても謝りもしない人を見て、お金のためにたくさんのことを犠牲にしているようで悲しくなりました。

でも沖縄にはお金より精神的な幸福を見つけ出せるものがたくさんあり、その点は東京に見習ってほしいなと思うところです。

 

時間も守らない、必要以上のお金を稼ぐ気もない、今暮らせていけるなら向上心もない、とりあえず笑えばいいさ〜という沖縄の風潮は、人が人らしく暮らしていくために本来必要なものを教えてくれました。

 

沖縄移住を迷っているなら、1度住んでみてください。

良い意味でも悪い意味でも沖縄という場所を知ることで、より沖縄の魅力を知ることができます。

 

何も知らないまま悩んで時間を潰すより、実際に体験してから悩む方がよっぽど意味があります。

 

いつかまた、沖縄に戻ってくることを誓います。

 

もしもアメリカに行くんだとしても、一生アメリカにいるつもりはありません。

その先が日本なのか他国なのかは分かりませんが、いつかまた沖縄に戻ってきたいです。

 

そのくらい居心地が良くて、このままではダメになってしまいそうなほど、人を包み込んでくれる場所でした。

 

まだまだ成長したいし、やりたいこともあって、見たい景色がある。

 

そんな私に沖縄は優しすぎて、停滞を許容されては困るのです。

 

来月には東京に戻りますが、また気が向いたら沖縄に帰ってきます。

1年と半年、沖縄県宜野湾市で暮らせて幸せでした。

 

また会いましょう、沖縄!

 

 

 

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